潮の香り漂う「海の幸の釜飯」

海の幸の釜飯

初夏はサザエやウニがおいしい時季。海鮮料理で定評のある「旅館 魚半」料理長の 松尾敏之さん(36)に、サザエやウニにイカやアオサも加えた「海の幸の釜飯」の作り方を 教えていただきました。具材そのものはもちろん、それぞれのうま味が染み込んだご飯も格別の味。
潮の香りや歯応えも楽しみな釜飯です。


「海の幸の釜飯」材料(2人分)
米…1.5合
サザエ…3個
イカのゲソ…1杯分
板ウニ…半分
乾燥アオサ…1つまみ

(ご飯だし)
カツオだし…220cc
酒…14cc
みりん…14cc
薄口しょう油…14cc


〈作り方〉
(1) 米をといで水に十分間つけて、ザルに上げます。
(2) サザエは削ぎ切りにし、塩でもんでぬめりを取り、熱湯にくぐらせます。氷水に入れ、取り出して水気を取ります。
(3) イカのゲソは一本一本切り分け、一㌢に切ります。熱湯にさっとくぐらせ、氷水に入れ、取り出して水気を取ります。
(4) (1)を釜または土鍋に入れ、(2)のサザエと(3)のイカのゲソ、板ウニをのせます。
(5) (4)にご飯だしを入れ、強火で炊き、沸騰したら弱火で十分間炊きます。炊き上がったら乾燥アオサを入れ、すぐにふたをして五分間蒸らせば出来上がりです。


旅館 魚半

料理長のワンポイントアドバイス
サザエやイカ、ウニは新鮮なものを選ぶこと。できるなら、サザエは直売所のいけすの生きたものを。今回はイカのゲソを使いましたが、イカの身や耳、イカの代わりにタコを使うのもいいでしょう。乾燥アオサは生のものに比べて香りがよく出ます。炊き上がってすぐに釜に入れて蒸らすことでさらに香りが出ます。食感を楽しむなら生のアオサがおすすめ。ご飯だしは鯛めしや山菜の炊き込みご飯などにも使えます。ご飯だしを作るポイントは、カツオだし、酒、みりん、薄口しょう油の割合を16対1対1対1で。家庭で作るカツオだしなら、昆布を約2時間つけた水にパックの削りカツオを加えてもいいでしょう。

*取材協力
旅館 魚半
唐津市浜玉町虹の松原海岸
電話 0955-56-6234
http://www.uohan.co.jp/
※6月1日(月)から、プールサイドでバーベキュービアガーデンオープン


料理長 松尾 敏之さん

旅館 魚半
料理長 松尾 敏之さん

長崎県出身。中学卒業後、すし割烹や料亭、ふぐ料理店などで修業を重ね、今年の3月に同旅館の料理長に就任。心がけるのは、海の幸の活きの良さを生かした料理。趣味は写真で、自分の作った料理を撮り、休日には風景写真を撮影に出かけている。


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