〔特集〕二日市 futsukaichi area ~ 都市の便利さと郊外の緑が調和した ~
商店街で買い物をして 古刹で藤を愛で 温泉でリフレッシュ
商店街ににぎわいを周辺には癒やしのスポットも
古くから交通の要所として栄えてきた二日市には、二日市中央通り商店街などの商店街があり、かつては大変なにぎわいを見せていました。平成十八年、町を以前のように活性化させようと商店街の人々を中心に立ち上がったのがまちづくりの団体「ほっと二日市」。二日市中央通り商店街の中心にある同団体の拠点には、通る人が自由に出入りできます。冬のイルミネーションやアート市などのイベントを企画して、町ににぎわいをもたらしています。
商店街に味を添えているのが造り酒屋などの老舗。その一つの「ゑびす醤油」は明治十年の創業。「昔ながらの甘めの醤油を作っています。大野城市と春日市、筑紫野市の学校給食でも使ってもらっているんですよ」と五代目の有岡竜則さん(28)。
●ゑびす醤油
電話番号092-922-3104
筑紫野市二日市中央4-8-15
一番人気は甘口で旨みとこくがある「吟上」。
贈り物用のゑびすさんの形の容器入りの「ゑびすさんしょうゆ」は福を呼び込んでくれそう。
商店街から歩いて行ける距離にある武蔵寺(ぶぞうじ)は七世紀半ば藤原虎麿が創建したと伝えられる九州最古の寺。樹齢千三百年といわれる「長寿の藤」があり、見ごろを迎えると多くの人でにぎわいます。
武蔵寺縁起によると、藤原虎麿は娘の瑠璃子姫の病を、夢で告げられた場所にわいた泉で治したとされています。それが二日市温泉。江戸時代は黒田藩ご用達の温泉となりました。今では格式の高い宿から庶民の大衆浴場まで、訪れる人々を癒やしています。
●武蔵寺
電話番号092-922-2670
筑紫野市武蔵621
山門脇には菅原道真が身を清めたと言われる「紫藤の滝」があります。
●御前湯
電話番号092-928-1126
筑紫野市湯町2-4-12
福岡の奥座敷といわれる温泉地、二日市温泉にある公衆浴場。気泡槽やジェットバスもあります。
私が子ども時代を過ごした昭和30年代から40年代、二日市の商店街はとても華やいでいました。この歴史ある商店街の中にある「ほっと二日市」は4月1日からNPO法人になりました。もう一度昔のにぎやかな町に戻したいですね。住んでみたい町、歩いてみたい町にしたいと思います。
「まちづくりNPO法人 ほっと二日市」代表
古野 通照さん(54)/写真左
全盛期は筑紫郡一栄えていた商店街です。花を絶やさず、アーティストが制作したべンチも設置して、くつろげる通りにしているので、若い人からお年寄りまで来て楽しんでください。
二日市中央通り商店街 協同組合理事長
行徳 邦正さん(57)/写真右
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