小さな豆本の多様な世界
豆本は飾っても楽しいし、小さいからいつでも持ち歩けるという良さがあります。
古賀 涼子さん(福岡市中央区在住)
●誰でも発行することができる本
小中学生の女の子向けの本などでかわいいイラストを描いている古賀涼子さん。平成十八年からは豆本作家としても活動を始めました。
「自作のイラスト集を作りたかったんです。普通の本の出版は大変ですけど、豆本なら自分で発行することができると思いました」。独学で作り始めた豆本ですが、平成十九年に東京の豆本展に参加。平成二十年には福岡で関東の作家を中心に全国から約四十人の豆本作家を集めた展覧会「ふくまめ」を主催し、話題を呼びました。
「長く持ってもらうために丁寧に作っています」という古賀さんの豆本は手作りとは思えないほど完成度が高いもの。オリジナルキャラクターなどの原画はアクリルで描き、コピーして製本。美しく仕上げるために紙を切るときは一方向ごとにカッターの歯を折るなど、気を使います。
現在、西新商店街の「モノカフェ ハコニワ」に作品を出店中です。また四月十六日(木)~同二六日(日)までギャラリー天神アートフレンズ(福岡市中央区天神三‐三‐五)で「ふくまめ2」展を予定。写真・絵本・詩集・マンガなどバラエティーに富んだ作品が見られます。週末にはワークショップも開催。「一時的なブームじゃなくて、豆本文化を福岡に定着させたいんです」と真摯(し)に豆本と向き合う古賀さんです。
連絡先/090-9590-2585
〈ホームページ〉http://web.mac.com/rism_g/
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