バスケへの情熱が人と人をつなぐ 愛される県民球団を目指して
世界に通用するリーグを目指して設立されたプロバスケットボール「bjリーグ」。二〇〇七年には、バスケ人口が多く、学生のレベルも高い福岡市にプロチーム「ライジング福岡」が誕生しました。球団代表を務めるのは、福岡の顔といえばこの人、山本華世さん。県民球団を目指し、本当の地域密着を志すその活動や、チームへの思い入れを伺いました。
●「球闘技」の魅力
「バスケットボールって面白いんですよ~。私は美しい格闘技、『球闘技』だと思っています」
小学生のときにミニバスケを始め、中学高校とバスケットボールを続けた華世さん。バスケの面白さ、ライジング福岡の魅力を聞くと、実にいきいきと語り始めました。
「外国人選手がいるbjリーグは、NBAと変わりません。身長一八〇に満たない選手が三のゴールにダンクしたり、二級の選手の間を小さな選手がスピーディーにくぐり抜けてシュートを決めるときは、鳥肌が立つほどの快感です」
試合はMCが分かりやすく実況中継。作戦タイムや休憩には、チアリーディングや観客も参加してのゲームなどを盛り込み、エンターテインメントも追求しています。
「バスケ観戦は初めてという人も、楽しかったと笑顔で帰られますね」
得点王のパーカー選手 チームは1月現在ウエスタンリーグ5位
●選手に教えられた 本当の「地域密着」
その笑顔を生むために何かと苦労も多いようです。県民球団を目指して県内各所の体育館で試合を行っていますが、条件に合う会場や練習コートの確保、チケットの販売促進、試合当日の運営、スポンサー探し…と、華世さんたち裏方の仕事は尽きません。常勤スタッフは四人しかおらず、多くの活動は、チームを応援するボランティアに支えられています。それほどみんなを夢中にさせるもの。それは「選手を応援したい」という純粋な気持ちです。
実は、球団代表の依頼があったとき、イメージキャラクター程度にしか考えていなかったという華世さん。ですが、チーム最年長の川面剛選手に会って変わりました。
「福岡県出身の彼は、バスケが盛んな福岡にプロチームが必要だという信念のもと、職業チームのオファーを断り、バスケの裾野を広げるためにたった一人で子どものバスケ教室を続けていたんです。本当の地域密着とはこういうことだと、心を打たれました」
この活動はさらに展開をみせ、選手は試合やトレーニングの合間をぬって教室に参加するほか、最近はバスケ教室だけでなく、学校の体育の授業にも選手を派遣するように。
「私自身も、精神的に育ててくれたバスケに恩返ししたい。子どものスポーツ離れも心配ですが、同時に、悔し涙を流せるくらい真剣に取り組めるものに出合ってほしい」
子どもにバスケットボールの楽しさを教える選手
●全戦全焼のプレーに
心の栄養をもらう
さて、最後にイチ押し選手を聞いてみました。
「川面は日本バスケ界のカリスマ的存在です。身長一七五、それも三十四歳でダンクする選手はそうはいません」「加納督大と千々岩利幸は九産大出身。二人が良きライバルとして競い合えば、チームも向上すると思う」。選手のことを語る華世さんの表情は温かく、まるで母親のよう。
「スローガンは全試合燃焼を意味する『全戦全焼』。試合に来ていただければ、きっと心の栄養になります。ぜひ選手たちを応援してください!」
※詳しくはライジング福岡球団公式ホームページにて
http://rizing-fukuoka.com/
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PROFILE
山本華世
1964年、福岡市生まれ。中村学園短期大学卒。
地域テレビ番組のキャスターなどでおなじみ。
1993年、ローカル番組の企画として、妊娠から出産までをドキュメントで伝えた「山本かよの妊娠・出産日記」で日本民間放送連盟賞・テレビ部門最優秀賞を受賞。
2007年、bjリーグ「ライジング福岡」の球団代表に就任。本人もかつてバスケ選手で、国体出場経験もある。
http://kayo-sun.net/
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コメント 1件
ライジング福岡最高!!!
投稿者 平尾大輔 さん : 2010年01月25日 00:27
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