住宅物件を探しています。今は購入のタイミングとしてはどうですか?

小澤傑さん

Q. 住宅購入を目指し、物件を探しています。景気が厳しい今は購入のタイミングとしてはどうですか?(福岡市城南区・進藤さん)

A. 厳しい景気状況は、家計への影響が取りざたされる反面、物件選びの面では希望に合うものを十分に時間をかけて検討できる時期でもあります。住宅購入のタイミングは、個人のライフスタイル等の事情で異なりますが、近々、住宅の購入を考えている方にとっては、物件選びの選択の幅が広いことはプラスといえるでしょう。資金計画を立てる上では、不透明な時代だからこそ、堅実な資金計画をお勧めします。物件探しの中では物件価額に合わせた資金計画になりがちですが、「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら確実に返せるか」を確認して借入額を決めることが重要です。

また、税制やローンの制度面でも注目すべきポイントがあります。一つめは、住宅関係税制の優遇。関係法令等の改正後に正式決定となりますが、住宅ローン減税が延長・拡大され、所得税に加え住民税からも控除が受けられる予定です。二つめは、依然として低水準の住宅ローン金利。低金利の時期に長期の固定金利で住宅ローンを利用しておくと、先々に市場金利が変わっても返済額は変わりません。長い人生には、出産や子どもの進学などのライフイベントがあるもの。目先の返済額も大事ですが、長期固定金利型の住宅ローンは将来の大きな安心につながります。

長期固定金利型の一つ【フラット35】には、省エネルギー性、耐震性等の性能に優れた住宅の取得には金利を優遇する優良住宅取得支援制度という制度があります。今年五月の融資分からは金利の優遇期間が五年から十年に延長される予定(※)ですので、今後の物件選びのご参考に。
(※)二十一年度予算の国会決議で正式決定


回答者/住宅金融支援機構九州支店 小澤傑さん
お問い合わせ/電話番号092-722-5028
www.flat35.com

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