ぼんぼりまつりで華やぎを増す 伝統工芸が息づく白壁の町 — 八女市
ぼんぼりまつりで華やぎを増す
伝統工芸が息づく白壁の町—八女市
●横町町家交流館
電話番号0943-23-4311八女市本町94
三月二十二日(日)まで 八女市の福島地区を中心に
「雛(ひな)の里 八女ぼんぼりまつり」が開催されています。
昔ながらの町家や商店、約百軒に江戸時代から現在までの奥ゆかしい雛人形を展示。
古くから伝わる石灯ろう、提灯、和紙などの伝統工芸が今も息づく八女の町を散策し、奥深い魅力に触れてみませんか?
箱びな
●ひな人形を作り続けてきた町
ひな人形めぐりは「八女伝統工芸館」でマップをもらってスタート。
昔の町家の面影が残る「横町町家交流館」「堺屋」を中心に、好きなスポットを気ままに歩いてみましょう。
各会場で見られる「箱びな」は八女の郷土びな。
一対の人形を箱に入れたまま飾るのが特徴。
「『箱びな』は江戸時代に八女の商人が仏壇屋に注文して作ったのが始まりです。
衣装や宝冠には仏壇用の敷物や金具を使っていたんですよ。大正の終わりごろには提灯屋が副業としてひな人形作りを引き継ぎ、昭和三十五年ごろまで続けました」と歴史を語るぼんぼりまつり実行委員会会長の馬場早智子さん。
「八女伝統工芸館」では石灯ろう、仏壇、提灯、竹細工など、八女の伝統工芸の数々をみることができます。
約四百年前から伝わる手漉き和紙の職人、中原稔弘さんの熟練した技を見学し、体験することもできます。
ひな人形のメーカー、フジキ工芸産業が自社製人形と全国有数の人形師の作品を展示する「八女人形会館」。
特に徳川家のひな人形が常設展示されている二階は必ず訪れたいスポットです。
徳川家十一代将軍家斉の娘、末姫のひな人形など、国宝級の人形コレクションは圧巻!
「人形を作ることで日本文化を守っているという意識を持ちたいと思っています」と語る福田喜作課長。
フジキ工芸産業では、昭和に途絶えた箱びなを、「平成の箱びな」として近年復活させて人気を集めています。
●グルメも温泉も欲張って楽しむ
福島地区の「横町町家交流館」は江戸時代に建てられた酒屋を整備した風情ある建物。
ギャラリーや八女と関係のある作家の資料室があり、期間中は明治期の「箱びな」など約四百点を展示しています。
すぐそばのカフェギャラリー「陶工房絵咲木」ではオーナーの山口久美子さんの作品と雑貨を置いています。
コーヒーを飲みながら一休みしては?
「人形が作りたくて陶芸を始めました」という山口さんの作品は手びねりの温かさにあふれています。
八女はイチゴの名産地。子ども連れにお勧めなのが「プーさんのいちご園」。
「あまおう、さちのか、さがほのか、紅ほっぺ、四種類のイチゴがあり、それぞれ味が違うのでお好みのイチゴを食べてください」と事業部リーダーの中村和秀さん。
ハウスは広々としていて、高設栽培なのでいちごが採りやすく、もぎたてでしか味わえないフレッシュな味と香りにびっくりします。
最後に立ち寄りたいのが「べんがら村」。
農産物直売所、地ビールも飲めるレストラン、天然温泉のある複合施設です。
広々とした露天風呂のある温泉に浸かって疲れた体をほぐしたあとは、地元で採れる新鮮な食材を使ったレストラン「紅殻」で春らしい「お雛様御膳」をどうぞ!
「女性に喜んでいただける小さめのサイズで色合いも優しくお作りしました」と高尾文明料理長。
可愛らしいおひな様たちの表情に癒やされ、思い出深い一日が過ごせそうです。
雛の里 八女ぼんぼりまつり
3月22日(日)まで 10:00—17:00
会場/八女市福島地区一帯
問い合わせ/八女市商工観光課 電話番号0943-23-1596
◎期間中、さまざまなイベントを開催。
メーンは3月1日(日)と同15日(日)の「十二単衣と束帯姿の結婚式、 おひなさまパレード」。
◎期間中の日曜祝日13:30、
八女伝統工芸館から「おひなさま めぐり無料巡回バス」(先着20人)が発車します。
●八女伝統工芸館
電話番号0943-22-3131
八女市本町2-123-2
すき船の水槽に原料のコウゾとノリを溶かし、簀げたを入れて揺らし、紙の繊維をからませる昔ながらの紙作り
●八女人形会館
電話番号0943-24-5550
八女市津江711
由緒あるひな人形をいつでも無料で見られる2階の常設展
●陶工房絵咲木
電話番号0943-22-2634
八女市本町82
愛くるしい猫の雛人形
●べんがら村
電話番号0943-24-3339
八女市宮野100
レストラン「紅殻」の
「お雛様御膳」1980円
※ぼんぼりまつりの期間限定。
またぼんぼりまつりチラシ持参の方は通常1260円のバイキングが1000円に
●べんがら村 天然温泉
家族風呂(50分/1500円)など、6種類のお風呂が楽しめます
●プーさんのいちご園
電話番号0943-30-1169
八女市馬場600-3
◆食べ放題料金(30分)
大人(中学生以上)/1600円(2月)・1300円(3月)
子ども(4歳以上)/1100円(2月・)800円(3月)
◆持ち帰り料金 入場料:大人200円・子ども100円
【 2 月 】100gあたり:200円—250円
【3月・4月】100gあたり:150円—200円
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