梅の花香る太宰府をそぞろ歩いて 古代の風に吹かれよう。—太宰府天満宮界隈

太宰府天満宮

香ばしい梅の花が咲く頃、太宰府では「第十一回 太宰府天満宮 門前まつり」が行われます。二月七日(土)—三月二十二日(日)まで太宰府天満宮境内、九州国立博物館、天満宮参道、太宰府館などで多彩なイベントを開催。この機会に環境省から「かおり風景百選」の一つとして選ばれた太宰府天満宮の梅の香りを楽しみ、周辺のおすすめスポットにも出かけてみませんか?

●早咲き、遅咲き、いろんな梅が咲く

太宰府天満宮の梅で最も早く開花するのが本殿右前の飛梅。梅花を愛した菅原道真公が大宰府(旧表記)へ下ったあと、道真公を慕って飛んできたという伝説の梅です。「飛梅の開花のあと、百九十七種、約六千本もの白梅、紅梅が次々に咲き続けます。その多くは“献梅”として奉納されたものなんですよ」と太宰府天満宮企画広報課の越智洋さん。天満宮の御神酒は梅酒で、梅の種が入った御守「梅守」も授与されています。種の白い部分が天神様(道真公)の座した姿に似ていることから、太宰府周辺では梅の種も粗末にせず、境内にある「梅の種納め所」に納める習慣がありました。

本殿にお参りしたあとは、じっくり境内を散策したいもの。本殿裏の北神苑まで足を延ばし、緋毛氈の敷かれた茶店の軒先でゆっくり梅ヶ枝餅でもどうぞ。思いがけないほど静かな空間が広がっています。

子ども連れには「だざいふ遊園地」がもってこい。子ども汽車やメリーゴーラウンドなど小さな子どもが楽しめる乗り物のオンパレード。昭和三十二年のオープンなので、お父さんお母さんの世代はノスタルジックな気持ちに浸れるかも…。

●古代と現代が交差する散策路

天満宮から政庁通りを歩けば古代の政治の中心地・大宰府政庁跡、観世音寺、戒壇院などがあります。観世音寺は筑紫で亡くなった斉明天皇の冥福を祈るために天智天皇が創建した古刹。日本最古の梵鐘(国宝)のほか、重要文化財の仏像を安置した宝蔵は必見です。古代の仏師による精緻で美しい仏像に圧倒され、時を忘れてしまいそう。

大宰府政庁の鬼門除けとして造営されたのが竈門神社。霊峰宝満山の登山口に鎮座し登山者も立ち寄ります。登り口には、山の愛好者たちが自主運営する「九州登山情報センター 山の図書館」が平成十六年オープンしました。「山に関する本を収蔵し、登山の企画もしています。山の質問にも答えますので、気軽に立ち寄ってください」と頼もしいスタッフの皆さん。

さて、おなかがすいたら五条の人気カフェ「キッチンカフェ・チムニー」へ。フレンチテイストの洋食が手ごろな値段で食べられます。「シェフが素材にこだわって、一つひとつ丁寧に作っています」とオーナーの小田部惠子さん。

散策疲れの体を休めたり、翌日もゆっくり太宰府散策を続けたい方には「ホテルグランティア太宰府」。広めの洋室や和室もあり、家族で泊まるのに最適です。併設の「みかさの湯」は千六百メートルの地下から汲み上げる天然温泉(アルカリ性単純泉)。「人気の露天風呂以外にも、岩盤浴やカラオケ、食事処、無料休憩室など、一日ゆっくり過ごせる設備が整っています」と副支配人の松下圭さんは語ります。

天満宮周辺には、九州国立博物館をはじめ、光明禅寺、榎社、水城跡など、ほかにも見どころがいっぱい。あなただけのお気に入りの太宰府を見つけてください。


山の図書館

●「九州登山情報センター山の図書館」

電話 092-928-2729
太宰府市内山708
毎月、山登りバスハイク(レインボーバス山行企画)を行っています。
●2月18日(水)念珠岳(天草) 参加費6500円
●3月5日(木)指山(九重) 参加費6000円


ホテルグランティア太宰府露天風呂

●ホテルグランティア太宰府

電話 092-925-5801
太宰府市連歌屋3-8-1
西鉄太宰府駅前からシャトルバスが出ています。


だざいふ遊園地

●だざいふ遊園地

電話 092-922-3551
太宰府市宰府4-7-8
◇入園券
中学生以上…500円
3歳から小学生…300円
※セット券が好評です。
入園券1枚+のりもの券10枚…2000円


●太宰府天満宮

電話 092-922-8225
太宰府市宰府4-7-1


健康長寿の御守

●梅守

太宰府天満宮の境内で採れた梅の実入りの健康長寿の御守


観世音寺

●観世音寺

電話 092-922-1810
太宰府市観世音寺5-6-1


キッチンカフェ チムニー

●キッチンカフェ チムニー

電話 092-918-0821
太宰府市五条1-12-20
ランチ「本日のお魚料理(900円)」。シェフお得意の新鮮な魚を使った魚料理とトマトを丸ごと1個使ったトマトサラダがグッド。プラス100円で3種のデザートも楽しめます。

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