オシャレなフリースタイルの器

高須 愛子さん

気に入る器は自分で作った方が早いと思って作り始めました。使いやすい器作りを心がけています。
高須 愛子さん(福岡市早良区在住)

●自然のモチーフが魅力的な、手に取りたくなる器たち

陶器特有の優しさと温かみに独特のテイストをプラスした高須愛子さん(59)の作品は「醇窯(じゅんよう)」で生み出されます。若いときから器が好きだったという高須さん。約三十年前にろくろ成形技法を学び、有田や京都で指導を受け、平成三年に福岡市早良区に窯を開きました。年に二、三回個展を開き、有田の陶器市にも出品。息子の健太郎さんも同じ道に進み、志摩町に窯を構えています。

作り始める前の考える時間の方が長いという高須さん。ユニークな表現の裏にはインスピレーションを得るための時間が必要です。糸島の海、波、風、星、花などを五感で感じ、それが作品のモチーフとして現れます。

写真の水玉模様のシリーズは定番。粘土で板を作って成形したカップなどは釉薬の緑がチャームポイント。水玉模様の中にも、平たいお皿の模様にも自然のモチーフが見られます。

「作品は最終的な段階では作家の手を離れ、窯の火が仕上げます。もちろん計算しますが偶然も左右します。そこに魅せられた人が陶芸家になるのだと思います」

十二年前から教室も開始。講師は愛子さんと健太郎さん。「生徒さんにも自分の使いたい物を自分でデザインして自由に作陶してもらっています。わたしは自身の失敗や経験をアドバイスしますが、あとはお互い切磋琢磨しています」
連絡先/092(847)4171
〈ホームページ〉http://jun-yo.com

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