誰もが持つ孤独感を絵に託す

●人間の本質を描き続ける

透き通った青が印象的なまちゅまゆさんの絵。そこに出てくる子どもたちは大きな瞳を見開いています。
物心ついてすぐに絵を描いたというまちゅまゆさんは九州デザイナー学院で勉強後、デザイン会社でイラストを担当していましたが、画家を志して独立しました。
まちゅまゆさんの絵画のテーマは明るい暗闇。「子ども時代に持った孤独感は大人になっても忘れることはできません。自分や多くの人が心の奥に抱えている孤独感をやさしい暗闇で包み込むような気持ちで描いています。私自身、絵を描くことによって前を向き、歩き出せるように思います」
現在は心の闇の部分を表現する油絵と、明るい色でかわいらしく描くイラストのバランスが取れるようになり、両方に良い影響を及ぼしながら制作できるようになったとのこと。
まちゅまゆさんは年に一度個展を開催。また湯布院の「オム・ブルーカフェ」では作品が常設されています。個展には県外からわざわざ訪れるファンもいます。「一人よがりに描いている絵ですが、わたしの絵の前で何分も立って見てくださる方を見ると、このときのために描いてきたんだと思います」
現在十一月発行予定の絵本「ヒトを食べたきりん」を準備中。「これまでの作品の集大成として、きれいごとではない人間の本質を描きたいと思っています」

・まちゅまゆさん個展 2008年12月16日(火)—12月21日(日)
新天町・ギャラリー風 電話番号 092(711)1510
油彩を中心に銅版画・人形など展示


<ホームページ>
http://machumayu.com/

私の絵には子どもたちが登場しますが、
その子どもたちには私の内面を投影させています。
まちゅまゆさん(福岡市中央区在住)

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