味わい豊かなクスノキの彫刻
オブジェとして見ても、家具として見ても成り立つ作品を作っていきたいと思っています。
柴田博文(ひろふみ)さん(志摩町在住)
●自然をモチーフにした独創的な作品
桜井の山々に囲まれた高台にある白い瀟洒な建物。木彫作家、柴田博文さん(55)の作品を展示するギャラリー「木彫 博文(はくぶん)」です。
「住宅関係の仕事に携わっていたとき、カナダでの研修でチェーンソーを使って制作したアートを見て、その魅力に取りつかれてしまったんです」。40代で脱サラすると、生まれ育った志摩町に戻り、独学で木彫を学びました。
柴田さんはクスノキの丸太を使って作品を作ります。「チェーンソーであらかた形を整えると、木槌とノミで仕上げ、細かい部分は彫刻刀も用います」。出来上がった作品のノミ跡と木目の美しさは年月を重ねるほど深まります。
最近人気のヒイラギシリーズは、有機的なフォルムが独特の存在感を放ちます。家具や器などを作ってきましたが、虫や鳥や魚も彫ってみたいとのこと。志摩町はインスピレーションを得る素材がいっぱいなのです。
ギャラリーなどで教室も開いており、その優しく温かな人柄で多くの生徒に慕われています。趣味はスキンダイビング。
連絡先/092-327-3139
http://www16.ocn.ne.jp/~hakubun/
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