折り紙をちぎって風景など表現
飽きたらのりが乾くまで休めばいい。自分のペースでやれるところが、ちぎり絵の魅力の一つです。
池田正昭さん(福岡市博多区在住)
●鉄筆で紙をちぎる独自の方法で作品づくり
風景や花、鳥など、繊細な油絵の点描画を思わせるちぎり絵。池田正昭さん(65)は折り紙を使って作品を作り上げます。
五十一歳の時にちぎり絵を始めたという池田さん。「老後を楽しく過ごす趣味を持つことが大事。ちぎり絵なら気軽にできて、長く続けられると思ったんです」。折り紙は色の組み合わせにより、絵の具にも負けない色の調和が表現できるところに面白味を感じているそうです。
作品作りはスケッチから始まり、下書きした台紙にのりを付け、ちぎった折り紙を貼り付けていきます。池田さんは鉄筆を使って、折り紙をちぎりながら台紙に貼り付ける方法を独自に考案。「私は絵を習ったことがなく、遠近法など自己流です」と笑顔で語ります。
五十六歳の時に上野の森美術館・日本の自然を描く展に初出品。見事に入選を果たし、昨年まで九年連続で入選し続け、創元会西日本展にも七年連続で入選しています。
今年四月には初の個展を開催。「私の出身地である佐世保の九十九島の風景を作品にして、来年は佐世保で個展を開きたいですね」と池田さん。今後は教室を開いてちぎり絵の良さを広げるのが夢だそうです。
連絡先/090(4991)5309
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