緑の風が吹き抜ける耳納の里で 心安らぐスポットを巡ろう—草野・田主丸町
●山辺道文化館 0942(47)3015久留米市草野町草野487-1
草野町の情報が入手できる観光拠点
耳納連山の麓に帯のように連なる草野・田主丸一帯は今、エメラルドの新緑に包まれた絶好のドライブコース。
道々で史跡やおいしい食事処、ギャラリーなどが優しい表情で出迎えてくれます。
●昔の宿場町の面影残る草野の町並み
九州自動車道久留米ICを下りて国道210号を東へ向かうと、本日オープンの「道の駅くるめ」(久留米市善導寺町木塚二二一ノ三三)が見えてきます。久留米の新しい観光スポットとして注目を集めています。
レストラン「ホイリゲ」「骨付き若鶏の赤葡萄酒煮」(1500円)と6月のホイリゲワイン(ストロベリー)
県道151号線へと入っていくと草野の町並みが現れます。草野は源平合戦の手柄により筑後国在国司となった草野氏の城下町として発展した町。水色の外観が印象的な「山辺道文化館」は大正三年に建てられた病院を改修した交流施設です。近くには「久留米つばき園」もオープンしました。草野氏の館があったという発心公園に向かう道筋近くには陶房「現の証拠」があります。「日常使える器を作りたい」と作家の河北徹さんが語るように、使い心地の良い器が並んでいます。
●巨峰ワイン
0943(72)2382
久留米市田主丸町益生田246-1
売店にはオリジナルワインが並ぶ
●ぜひ立ち寄りたい田主丸の山苞の道
●草野陶房「現の証拠」
0942(47)5903
久留米市草野町草野821-2
粉引、織部、黄瀬戸、焼〆、赤絵など、作風はさまざま
田主丸に向かい、さらに山手の道に入ると、そこは山苞の道。細い道沿いにアトリエや醸造元、史跡など、見所がいっぱいです。
田主丸といえば巨峰の町。その巨峰でワインを生産しているのが「巨峰ワイン」です。奥の森の中にあるレストラン「ホイリゲ」では、ここでしか飲むことができない生ワインに注目。「発酵途中の生ワインで、果実の香りが漂います」と焼山丈彦部長。試飲もできる売店では、巨峰ワインとブルーベリーワイン、新作のキウイのスパークリングワイン等が販売されています。
●版画工房&ギャラリー「游心舘」
0943(72)2407
久留米市田主丸町森部744
木偏の漢字をモチーフにした作品などを展示
おなかがすいたら「石兆亭」へ。庭の緑にすっぽりと埋まったかのような部屋で、梢の隙間から差し込む光の美しさに見とれながら食事が堪能できます。「女性に喜ばれる料理を体に良い素材を使ってお出ししたいと思っています」と、女将の石井眞澄さん。名物「トマトのコロッケ」も評判です。
●石兆亭
0943(72)3479
久留米市田主丸町石垣1365-5
緑あふれる庭の風情と食事を楽しめる
※日曜、祝日は満席の場合もあり・「石兆亭」の人気メニュー「ほとめき」(1680円)
大塚古墳を過ぎた左手には「游心舘」があります。地域おこしのボランティア団体「山苞の会」の会長を務め、毎年イベント「来て見てん山苞の道」のポスターも制作する倉富敏之さんの木版画を展示。「昨年、会は地方自治法施行六十周年記念総務大臣表彰もいただきました」と倉富さん。
地域の人が守る自然の豊かさをおすそ分けしてもらって心が満ちたりたら、帰りは大分自動車道朝倉ICからが便利です。
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